音楽と無声映画 vol.3 -キートンの探偵学入門-
『キートンの探偵学入門』(1924年・アメリカ 監督・主演:バスター・キートン)
1920年代後半のトーキー(発声映画)の登場まで、映画のフィルムには音がありませんでした。その頃の映画を、現代では「サイレント映画(無声映画)」と呼びますが、しかし、当時の映画館が決してサイレント=静かだったわけではありません。楽士という専門の音楽家が、ピアノを中心とした楽器の生演奏で、スクリーンに映しだされる映像に、音楽の彩をそえていました。
そうした、当時の劇場の雰囲気を再現するのが、本町文化堂連続イベント『音楽と無声映画』です。
第3回目となる今回は、前回に引き続き日本でも数少ない、映画音楽専門のプロ楽士である鳥飼りょうさんをお招きし、ピアノでの生伴奏とともに、100年前の傑作『キートンの探偵学入門』と他短篇作品を1本予定しています。お楽しみください。
毎度好評につき、今回は15:00~と18:30~の2回公演させていただくこととなりました。申込先着順、定員は各回20席です。希望の方はお早目にお申込みください。
[ものがたり]
映写技師のキートンは上映中に居眠りを始め、その分身が憧れの銀幕の中に入っていく。そこでは丁度、乱闘騒ぎの最中で、殴られた彼は客席に飛び出し、再び入り込むと、場面は変わっていて…。醒めた彼には想いを募らす娘がいるがプロポーズをする勇気がなく、銀幕上のそんなシーン通りに求婚するとうまくいきかけるのだが…。
日時■ 9/23(月・祝) ①15:00~ ②18:30~
上映前後に解説・トークコーナーあり
場所■ 本町文化堂 2 階(和歌山市本町3丁目 6)
料金■ 一律 2,500 円(当日受付時に現金でお支払いください)
お問合せ・ご予約■ 下記申込フォーム、各SNSのDM、店頭、にて予約承ります。
TEL(073-488-4775)での受付は当店営業時間内に限ります。