音楽と無声映画 vol.2 -ロイドの要心無用-
『ロイドの要心無用』(1923 年、アメリカ 出演:ハロルド・ロイド)
1920年代後半のトーキー(発声映画)の登場まで、映画のフィルムには音がありませんでした。その頃の映画を、現代では「サイレント映画(無声映画)」と呼びますが、しかし、当時の映画館が決してサイレント=静かだったわけではありません。楽士という専門の音楽家が、ピアノを中心とした楽器の生演奏で、スクリーンに映しだされる映像に、音楽の彩をそえていました。
そうした、当時の劇場の雰囲気を再現するのが、本町文化堂連続イベント『音楽と無声映画』です。
第2回目となる今回は、前回に引き続き日本でも数少ない、映画音楽専門のプロ楽士である鳥飼りょうさんをお招きし、ピアノでの生伴奏とともに、約100年前のコメディの傑作『ロイドの要心無用』をお楽しみください。
鑑賞をご希望の方はお早目にお申込みください。(※前回『音楽と無声映画 vol.1』はご予約分で事前に完売。キャンセル待ちの状況でした。)
[ものがたり]
周囲の期待を一身に集め、田舎から都会に出て来た青年がいた。残してきた恋人には主任を任され……なんて手紙を出すが、実のところ、ただのデパートの売り子。それも度重なるドジで、首さえも危ない状態だった。そこへ彼女がやってきて、なんとか取り繕おうとしてますますドツボにはまり、ついに解雇通告を受け取ってしまう。だが、壁のぼりが得意な友人をビルに登らせる販促キャンペーンに借り出すことで、何とか汚名返上を果たそうと画策。しかし宿敵の警官に友人は追われ、ついに彼自身がビルに挑むことに……。
日時■ 7/15(月・祝) 14:30 開場 15:00 開演
上映前後に解説・トークコーナーあり
場所■ 本町文化堂 2 階(和歌山市本町 3 丁目 6)
料金■ 一律 2,500 円(当日受付時に現金でお支払いください)
お問合せ・ご予約■ 下記申込フォーム、各SNSのDM、店頭、にて予約承ります。
TEL(073-488-4775)での受付は当店営業時間内に限ります。
ご好評につき満席となりました。次回開催をお待ちください。